2008年8日30日〜9 月1日
平成20年度後期 第1回岩室訪問

レポート

秋の岩室へ、いざ出発!

記事:夏休みも残すところ1週間という土曜日の朝、時間通りに大学を出発したバスは14時30分に
岩室に到着しました。小雨が降る岩室は、稲の穂がずっしりと実り、秋の気配を感じさせていました。

今年度後期は、コアグループ、アートサイト、メディアデザインの3チームが活動します。アートサイト、メディアデザインのメンバーには初めて岩室を訪れるメンバーも多く、これから始まる調査に期待しながら、3つの旅館に別れてチェックインしました。

今回の視察では、コアグループによる「未来ブック」の中間プレゼンテーション、アートサイトチームによる旅館の視察・調査および、地元のアートサイト実行委員会との顔合わせ、メディアデザインチームによる「いわむろのみらい」新聞12号の取材を目的として活動しました。


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小雨の降る中、アートサイトチームは早速旅館見学を開始!

到着早々、アートサイトチームは「ゆもとや」「シンユ館」「ほてる大橋」の見学に向かいました。フロントで挨拶をし、前回の経験者で今回リーダーを務める4年生の横山君の説明を受けながら、展示会場となる場所を見て回りました。旅館の旦那さんからは、「最大限、協力させてもらうよ。楽しみにしているからね。」と温かい言葉をいただき、学生スタッフも熱心にメモをとったり、写真を撮ったりして、情報収集を行いました。

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いわむろみらい研究会による温かい歓迎会が開かれました。

各旅館で夕食をいただいたあと、岩室公会堂にて、いわむろみらい研究会のみなさんによる歓迎会が開かれました。初めて岩室を訪れた1年生の学生は、長旅と初対面の方々に緊張気味でしたが、研究会のみなさんの温かいもてなしにほっとした表情を見せていました。




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アートサイトチーム
真っ青の空の下、残暑の厳しい岩室で2日目の調査スタート

昨日の天気が嘘のような快晴の中、2日目の視察が始まりました。アートサイトチームはまずはじめに、芸術文化学科の楫教授から、旅館を見て回るときのポイントについてレクチャーを受けました。作品展示を想定したチェックポイント、旅館の特徴の捉え方など、キュレーションの基礎を学び、昨日に引き続き、10軒の旅館を見て回りました。この日は気温もぐんぐん上がり、一日中歩いて、ヘトヘトになるまで調査を行いました。
また、3日目の夜には、岩室の方々によるアートサイト実行委員会との顔合わせが行われました。お互いの自己紹介のあと、早速今回の企画について、スケジュールについてなど、具体的な話がどんどん飛び出し、岩室の方々の真剣な様子に、学生スタッフの気持ちも引き締まった様子でした。



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メディアデザインチーム
初めてのインタビュー巡り

3名が初めての参加となるデザイン情報学科によるメディアデザインチームは、昨日の歓迎会でアポイントにこぎつけた、和菓子処「小富士屋」の武藤さんと、旅館富士屋の旦那さんでアートサイト企画実行委員長の武藤さん、またいわむろみらい研究会会長で濱松屋旅館の岡崎さんを訪ね、インタビューを行いました。みなさんから岩室についての熱い想いを聞き、たくさんのネタを集めることができました。また、各チームの活動についても取材をし、いわむろのみらい新聞12号発行に向けて、意気込み十分といった様子でした。



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コアグループ
「未来ブック」の進捗状況についてプレゼンテーション

「未来ブック」とは、これまでのプロジェクトによる様々な提案をまとめ、岩室の未来のための指針となる本で、コアグループは、前期に未来イメージについての構想をまとめ、デザインやページ構成を行ってきました。今回は、その中間報告をいわむろみらい研究会へプレゼンテーションしました。みらい研究会からは、未来のイメージスケッチについて具体的な指摘を受け、それらの意見を元にさらにブラッシュアップさせたものを来年2月に完成させる予定です。



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かっぽうぎ隊からおばあちゃんエネルギーをいっぱいもらって

猛烈な残暑の中、充実した視察・調査が終了しました。最後のお昼ご飯には、いつもお世話になっているかっぽうぎ隊の方々から、おにぎりや枝豆を作っていただき、エネルギーをいっぱいもらって岩室を後にした後、弥彦神社に参拝し、プロジェクトの成功を祈って帰路につきました。次の岩室視察は11月です。それまでに、各チームともさらに準備をすすめて行きますので、乞うご期待ください!

平成20年度活動報告