持続可能な社会を目指して

竹プロジェクトとは?

本プロジェクトは、持続可能な社会をつくる担い手となる「造形指導者」の養成を目的としています。「竹」に注目し、それを用いた構造物(住居・シェルター・オブジェ)・家具・日用品などのプロトタイプを制作します。開発途上国のひとつであり、竹が多く自生するインドネシアを対象に、自立的経済支援、災害復興の支援を中心に取り組んでいきます。

EDSとは
本プロジェクトではEDS加工された竹を使用します。EDSとは、木材に対し特殊な熱と煙の処理を行い、廃材や間伐材を有効材に改良する技術のことです。
EDS加工された木材は反りや曲がりが少なく、防虫防腐に優れ、ヤニが出づらくなります。また、耐久性が増し、加工しやすくなり、小口や節にも釘が打てるほど丈夫になります。EDS技術は現在、国際連合工業開発機関(UNIDO)が開発途上国への技術移転を進めています。

EDS技術解説movie「森林を活かす!〜EDSプログラム〜」より一部抜粋
企画:国際連合工業開発機関/株式会社EDS研究所 制作:株式会社 文化工房

青竹とEDS竹の比較検証movie
(2007/9/21 EDS研究所訪問時に本学スタッフ撮影)

2005年(3/5-9/25)に開催された日本国際博覧会「愛・地球博」長久手日本館の被膜構造として、EDS加工された竹が採用されました。それは環境保護や持続可能な資源の実践例として21世紀を予感させ、また世界でも類を見ない巨大な竹の構築物(全高19m×全長90m×全幅70m)として話題になりました。

 

現代GPとは?
文部科学省が、全国の大学等から応募のあった取り組みの中で優れた教育プログラム(取組)を選定し、財政支援を行うものです。武蔵野美術大学としては 平成18年度より「特色ある 大学教育支援プログラム」 (特色GP)と合わせて 4件目の採択となります。

 

インドネシアの地震・津波被災地。
そこには絶えることのない
子供たちの笑顔がありました。