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活動について ──準備

造形ワークショップは目に見えない準備が大切
美術と福祉プログラムに参加する学生にとって最大の企画は造形ワークショップです。造形ワークショップは、大学での教室スタイルの美術教育とは異なり、運営にあたる側はファシリテーター(活動を促進する人)として一歩退き、教えるのではなく活動を援助する側となります。しかし、それだけにいっそう綿密な準備が必要です。また高齢者や障害者の一人ひとりの状況に応じた配慮が必要です。
このため、十分な準備を大学で行います。実際の造形ワークショップにあたっては、高齢者や障害者の一人ひとりの状況に応じて、必要な援助を行います。

共同制作コラージュ
教職総合演習Iのはじめの時期、まず学生はグループごとの共同作業の体制を作るために、大学の教室内でコラージュ(紙などを組み合わせる表現技法)の制作をしています。仲間と一緒に行動し、共同制作のあり方や、協力し合う意味を考えます。



交流企画プレゼンテーション
施設の担当職員の方に造形ワークショップの企画を学生が説明している様子です。見本や企画書を提示して、説明していくプロセスも大切な学習となります。