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表現を記録し、記録を表現する
社会福祉施設での活動は、必ず日誌に記録して、施設の職員の方々に報告します。また、その他にも造形ワークショップや各種活動の記録を作成します。こうした記録作成は、教員としての文章表現能力の向上だけではなく、造形活動を客観化して経験を伝え合うためにも大切なプロセスとなります。
また記録にあたっては、プライバシー・人権や個人情報の保護を学ぶための貴重な場となっており、個人の尊厳や社会連帯の理念を考えるためにも重要な学習プロセスになっています。
介護等体験報告書
教職総合演習Iのはじめの時期、まず学生はグループごとの共同作業の体制を作るために、大学の教室内でコラージュ(紙などを組み合わせる表現技法)の制作をしています。仲間と一緒に行動し、共同制作のあり方や、協力し合う意味を考えます。
紙芝居
さまざまな体験を文字以外の手段で記録して表現することも、美術教員を目指す学生にとって大切な学習となります。紙芝居の作成は、グループごとの話し合いによる共同制作です。毎年度の1年生のためのオリエンテーションでは注目を集めるイベントとなっています。