12月17日、岩室温泉のアートサイト実行委員会、ムサビのアートサイト学生チームとのミーティングがほてる大橋にて行われました。アートサイトチームは展示班、イベント班、ワークショップ班に分かれ、それぞれの企画案を発表し、実行委員会の方々からは前回の反省点や良かった点などをお聞きしました。3月の本番に向けて今後ミーティングを重ねて更に内容を詰めていくことになります。
その夜、先ほどまでの真剣なミーティングとは打って変わって、新潟の美味しい料理をいただきながら、いわむろみらい研究会、かっぽうぎ隊、温泉組合のみなさんとムサビ学生との合同忘年会が行われました。地元の方々と学生が一丸となりプロジェクトの結束を固めることができました。
翌日の12月18日、観光複合施設チームが最終プレゼンテーションを行いました。学生7チームが自分たちの考えてきたアイデアを模型とパネルを使って説明しました。岩室の方々からは「積雪の対策は?」「学生さんから見て岩室はどんなところが魅力的?」などさまざまな質問が飛び交い、「是非このアイデアを取り入れていきたい。」と嬉しいご意見もいただけました。
この間、アートサイト展示班は各旅館を回り、展示スペースの視察を行いました。旅館の方々からは「楽しみにしているよ。」と激励の言葉をいただけました。
また、コアグループは町の人々に突撃インタビューを行いました。「10年後の岩室がどうなっていて欲しいですか?」「ムサビの学生がたくさん訪れてどうですか?」などの質問をし、岩室に暮らす人々の生の声を聞くことができました。
お昼ごはんは、かっぽうぎ隊のみなさんに炊き込みご飯と自家製漬物をご馳走になり、「バスの中で食べてね。」とおにぎりをたくさん作っていただきました。かっぽうぎ隊とホテル大橋のみなさんに見送られた学生たちは、充実した2日間の疲れがどっと出たのか、バスが走り出したとたん全員熟睡してしまい、雪の降る高速道路を、静まり返ったバスはムサビへの岐路につきました。