後期各学科授業概要
基礎デザイン学科「デザイン演習I-f(プロジェクト研究C)」

板東教授の担当する「ドーム」と、宮島教授の担当する「日用品」という2つのテーマに別れて行なわれた。
「ドーム」では、始めに背景となるR. バックミンスター・フラーの概念「シナジェティクス」を学びながら多面体のモデリング等をおこない、続いて実際の丸竹を用いた直径8mのドームを組立てた。従来の巨大構築物とは異なり、足場はいらず、人手さえ集まれば誰にでも組み立てることが大きな特徴となっている。公開シンポジウムの時期と合わせて屋外(10号館前芝生)に展示された竹のドームは、多くの衆目を集めた。次に紙を用いたモデリングの後、竹の平板を用いた4mドームを組み立てるワークショップを行った。1枚1枚は薄く頼りないものの、多面体構造で組み上げた時、4mというサイズにも関わらず自立することができた。
「日用品」では、EDS竹の特徴を生かした日用品のデザインに取り組んだ。従来の生竹とは異なる特徴を、各自制作を通して学び、開発途上国から先進国へ輸出する製品を目指した日用品が制作された。学生達の作品にはキッチン用品からバック、照明など幅広いデザインが登場した。

【ドーム】

 

【日用品】

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