2008.11.22(sat)
公開シンポジウム「竹の造形・その未来」5

シュワーベ氏:
私は元々自身のことをアーキテクトと称していましたが、現在はデザインサイエンティストと言っています。「デザインサイエンス」の研究、制作をする場合において、竹はとても美しく、優れた素材です。「デザインサイエンス」という言葉はR. バックミンスター・フラーから拝借いたしました。ここで、神奈川県立近代美術館において行われたフラー展の映像をご紹介します。この展示会には私も展示ディレクターとして関わっていました。

《フラーの数々の業績を紹介するとともに、その価値や斬新さを説明する映像が上映された。続いてシュワーベ氏のこれまで竹を用いて制作した作品・ワークショップがスライドショーで紹介された。》

シュワーベ氏の代表的な作品であるBBBB(Big Bamboo Bucky Ball)。360本の竹材で構成される。

私は竹の接合部に黒いゴムを使っています。そのゴムは特殊ではなく普通にあるもので、怪我をしないなどの安全性もあります。金属のジョイントを使う方もいますが危険があります。私のプレゼンテーションは以上です。ご清聴有り難うございます。

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