2009.02.28(sat)-03.11(wed)
インドネシア学生研修

バリ研修一日目
18時まで自由行動。Bali Bagusの協力のもと、車をチャーターして海や美術館などバリの見所を巡ったり、ホテル周辺を散策するなど、思い思いの時間を過ごした。
18時にホテルロビー出発。ウブド在住日本人のお宅へ移動し、庭でバリの伝統芸能Jegog鑑賞を行なった。竹のガムランともいわれるJegogは、長さの異なる8本の竹で出来ており、14台編成で演奏される。後ろの列にいくほどに楽器が大きくなり音階も低くなっていく。
演奏を始めるまえに、まず神様へ祈りをささげ、清めの儀式が行なわれた。
そして1曲目は、今日の演奏がすばらしいものになることを願い、神様にささげる曲が演奏された。スピーカーはもちろん、音響効果の何も無い中での演奏にも関わらず、その音色は力強く響いた。その力強い音の裏側には、竹の奏でる音の優しさがあり癒される。
2曲目以降の演奏中は、好きなところに移動し、奏者のすぐ側や楽器の下にもぐって鑑賞した。
もぐって聞いてみると、音が体の芯まで響き渡り、頭皮がムズムズするほどで、髪の毛までが共鳴しているような感覚におちいった。もぐって聞いた人だけが味わえる最高の感動体験だった。
Jegogはもともと音の格闘技として栄えていたが、特に一番大きなJegogはバチも重く、1曲演奏し続けるには相当な体力がいる。学生達も交代で演奏させてもらい、その大変さを感じながらも、一緒に演奏する楽しさを味わった。
今回は、RyujiN TyphooNの協力で、ヌガラ地方というバリ島西部のJegogの本場からグループを呼んでいただいき、素晴らしい演奏を鑑賞することができた。

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